アイロンで「C字」「S字」「リバース」を作る
C字とS字は毛束の形、リバースは毛先を流す方向のことです。一方向に丸めるのがC字、反対向きの弧を二つつなげるのがS字です。C字は内向きにも外向きにも作れます。リバースは、毛先を顔から離して後ろへ流すことで、C字やS字と組み合わせられます。
ここで使うのは、平らなプレートで髪を挟むストレートアイロンです。ドライヤーだけで好みの形になったなら、アイロンは省けます。使う場合は、髪を完全に乾かし、絡まりをとかしてからにします。濡れた髪には当てません。
温度は低めから始めます。前髪は120〜140℃が目安です。硬い髪や強いくせがある人は、160〜180℃まで上げることもあります。どの温度でも、同じ場所を長く挟み続けたり、何度も通したりしないでください。
アイロンは熱いので、額や耳、指に当てないように気をつけてください。根元は、頭皮ぎりぎりまで挟まないようにします。
前髪は少量ずつ取り分け、毛束を平たく整えてから通します。毛束の幅は、プレートの幅と毛量に合わせます。
- 内向きのC字は、毛束の中間を挟んで毛先へ滑らせ、毛先が顔側へ丸く収まるように手首をゆっくり返します。外向きのC字は、毛先が顔から離れる向きにカーブをつけます。
- S字は、中間に内向きのカーブを作り、その先を反対向きに曲げて、二つの弧をつなげます。二つのカーブを作る位置は、前髪の長さに合わせます。
- リバースは、前髪を上へ持ち上げ、中間から毛先へアイロンを通しながら手首を返して、毛先が後ろへ流れるカーブを作ります。
いずれも、同じ場所で止めて曲げず、滑らせながら動かします。分け目と根元の向きは主にドライヤーで整え、アイロンでは中間と毛先の動きを調整します。トップは毛束を少し上へ引き上げながら通すと、根元に高さが出ます。形ができたら、いったん冷ましてからスタイリング剤に進みます。
年表の1位は、この動きで見分けられます。2021年は外へ向かう大きなC字、2022年は頬へ流れるS字、2023年は根元を起こして後ろへ流すリバース、2026年は片側だけの弱いC字です。最初は大きく一度だけ曲げ、足りないところにだけ動きを足していきます。
運営者が使っているアイロンは、年表ページの「道具」にまとめています。
道具と関連する髪型を見比べるときは、髪型研究所の年表もご覧ください。